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AutoCAD(オートキャド)とは

AutoCAD(オートキャド)は、オートデスク株式会社が開発する

汎用のCADソフトウェアです。建築・土木・機械分野をはじめとして、

汎用CADとして多く利用されているCADソフトです。

AutoCAD(オートキャド)、IntelliCAD(インテリキャド)

Open Design Alliance(オープンデザインアライアンス)

CADソフトの動きと、AutoCAD互換の歴史について

IntelliCADって?

■ AutoCAD互換CAD
■ プログラムソースは非営利組織が管理
■ 17ヶ国語に翻訳

ITCのWEBサイト

IntelliCADは、米国非営利組織のIntelliCAD Technology Consortium(ITC)によってソースコード及びブランドが管理されているCADソフトウェアで、AutoCADとのコマンド及びデータの互換性が高く、アプリケーション開発会社がAutoCADに代わるプラットフォームとして利用できるように開発が行われている。ITCは、直接IntelliCADの販売は行わず、ITCの商用会員となった企業が、それぞれ商用に利用できるように独自の仕様を加えて商品化している。現在、IntelliCADは、英語、ドイツ語など17ヶ国語に翻訳され世界中で利用されている。

Open Design Allianceって?

Open Design Alliance(ODA)は、CADのデータフォーマットを広く公開できるように推進している米国の非営利組織である。

IJCADは、開発当初からODAの提供するツールキット(Teigha)をCADのエンジンとして採用しております。現在、40ヶ国1,000社以上の企業が会員となっており、著名な企業としては、アドビ、オラクル、シーメンスやベライゾンなどがある。
Autodesk社以外のほとんどのCAD関連企業が加入しており、Microstationのベントレー社は、ODAに自社のオリジナルフォーマットのDGNと高精度にデータ交換できるようにその技術情報を提供している。

■ CADデータフォーマットの公開を促進

■ プログラムソースは非営利組織が管理

■ 40ヶ国、1000社以上の企業が加入

ODAのWEBサイト

Autodesk vs Visio

過去20年の2次元CADの歴史を振り返ると、Autodesk社が、AutoCAD LTによる裾野の拡大とアプリケーションメーカーの買収戦略により、2次元CAD市場で名実ともにNO.1の座を勝ち取っている。この過程でのAutodesk社の最大の正念場が、Visio社との戦いであったように思われる。当時、Autodesk社は設立15年程度、売り上げは4-5億ドル。一方、Visio社は、1990年代初頭設立の急成長のベンチャー企業。売上げはAutodesk社の半分にも満たないが、ユーザー数ではVisioがAutoCADをすでに超えており、株式時価総額では両社は拮抗していた。
 
Visio社の挑戦を受ける形でAutodesk社も対抗策を打つ。当時、メディアも

大きく取り上げ、CAD業界がこの話題で沸騰した。その最中、突然巨人Microsoft社がVisio社を買収する。結果的に、このMicrosoft社のVisio買収が、手強い競争相手を消滅させてしまうことになり、2次元CAD市場で Autodesk社の独り勝ち状況を生むことになった。
 
確かに、いくつかの競合製品は存在するけれども、AutoCADの“敵”としての実力不足は否めない。もし、Visio社が健在であったならAutoCADが現在このような価格で販売されていることもなかったのではないかと思われる。
 
その後、IntelliCADは、オープンソースになったとはいえ、大きな支援者を

失い、開発計画も大幅な縮小を強いられることになる。そして、欧米は、”IntelliCADは、過去に話題となった終わった商品”というイメージが定着してしまう。しかし、終焉したと思われていたIntelliCADは、地道にバージョンアップを重ね、徐々に実力をつけ、出荷本数も毎年増加を続ける。2010年以降は、IntelliCAD Technology Consortiumをスピンオフして独自の互換CADを開発する企業や、IntelliCADとは生い立ちが異なる企業の躍進もあり、互換CAD間の競争も激しくなっている。その結果、品質や性能も10年前とは比べものにならないほど改善されてきている。
 
2019年現在、日本語対応している互換CADとして
インテリジャパンの IJCAD 以外では、
 
Bricsys(ベルギー)の BricsCAD
Dassult Systems(フランス)の Draftsight
Zwsoft(中国)のZWCAD
グレバートジャパン(日本:東京)のARES
 
などがある。

Visio社の戦略製品 IntelliCAD98

Autodesk社の Actrix